セルフオイルチェンジとインジケータのリセット

時の経つのは早いもので僕の愛車も4年間の保障期間が切れるまでになりました。それまで無料だったオイル交換も、今後は有料になることを受けて自分でやってみようと思い立ちました。幸いにして裏庭に面した駐車スペースが十分確保できるので、他人の目を気にせずに作業できる環境があります。抜き取ったオイルを少々こぼしても、誰からも文句を言われないのは良いですよね。そうそう、屋外で行うので週末のお天気は事前に確認しておく必要があります。(2005年6月)

さてオイルは何にするかですが、ロングライフオイルとして使えそうなのはMobil1、カストロール、そして純正などが思いつきます。

オイルフィルターを買いにBMWディーラーへ足を運んだ時、いつものメカニックの人が「オイルは買わないのか?」と訊いてきたものだから、「Mobil1のロングライフを買おうと思っている」と答えた。

間髪を入れず、「絶対、純正の方が安心して長く使えるし、その為の最適なブレンドがこのオイルには調合されている」と、きっぱりした口調で返してきた。

新車時からずっと使い続けてきた純正オイルで、可も無く不可も無しという事もあり、メカニックの自信を持った態度にほだされてそのまま購入した。

丁度7クォート入ると言う事で、空き箱に7本詰めてもらった。粘度はおなじみの5W30で、これも一般至極である。1クォートは0.946Lです。
さて、手持ちに無い工具としてはオイルフィルター交換の為の36mmソケットレンチ。これはモンキーレンチなどで代用も可能であるが、プラスチックのボルトヘッドをなめない為にも使用は避けたい。

ここで、面白いのは普通オイルフィルターと呼ばれるものは金属ケースに入った一体型のものを指すのだけれど、BMWのものはフィルター部分そのものだけである。

ちょっと見では時代遅れの感があるが、考え方によってはゴミが少なく、環境に優しいフィルターともいえる。

写真中央がオイルカートリッジで、その右側はATFの注入口である。
オイルのドレインボルトはオイルパンの助手席側にあり、前輪の軸のちょっと後方である。(北米ですので、左ハンドルです)

オイルを下から抜いている間に、36mmレンチでねじをゆるめ、ユニット一体ごと引き抜きます。

ところで、英語ではエレメントという言葉は全く使われません。オイルフィルターという言葉が一般的に用いられます。
容器の中からオイルがすべて流出したのを見計らい、新しく装着したオイルフィルターユニットをカートリッジへ装填します。

この時に付属の新しいゴムパッキンと交換をお忘れなく。左の写真でねじ山の一番上の部分にある黒いゴムがそうです。
あとで説明しますが、今回は前回の交換から1万2千マイルのところでオイル交換をしました。抜き取ったオイルはそれなりに黒ずんでいましたが、親指と人差し指ですり合わせてみた感じではまだまだ使える感触でありました。

指の間でオイルを擦り合わせると粘着性、弾力性、滑らかさ等である程度判断できます。ただ、長年の経験が必要かもしれません。

写真上部には使用済みのワッシャーとパッキンがフィルターと一緒に並んでいます。

この抜き取ったオイルは、じょうごでもとのボトルへ戻しガソリンステーションで廃油処理してもらいます。値段は6クォートで$2程です。
さて、BMWの場合はオイル交換インターバルをリセットしなくちゃならないんですよね。まあ、別にほっておいても特に害にはなりませんが。

ということで、リセットツールも購入しました。値段は$140ほどです。これを、使えばサービスインターバルのリセットのみならず、フォルトコードの解読、リセットも出来ます。
オイルサービスインジケータが残り3000マイルを示しているのが見えるでしょうか。先のリセットツールを用いて、オイル交換時にこれを初期化します。
これがリセット直後の状態です。てっきり1万5千マイルだと思っていましたが、正確には15,525マイルだったんですね。メートル換算では1.6倍の24,840kmとなります。

ちなみに我がBMWはだいたい7,500マイルごとにオイル交換を行ってきました。つまり2回のうち、1回は自費でやってもらってた事になります。

僕の場合、4年又は5万マイルの保障期間中、だたでオイル交換してもらえたのは1万5千マイルと3万マイルの2回だけでした。4年間で4万5千マイルまで届けば、3回になります。
今回リセットツールを購入した理由にはもう一つあって、この警告を消したかったからなんです。

理由は分っていて、ガスキャップの閉め忘れにより点灯してしまっているのです。通常、時間が経てば自動的に消滅するはずなのですが、なぜか我がBMWはそうなりません。この状態で半年近くほっておきました。
リセットツールのケーブルはドライバーの左足の上の辺りにコネクターがあるので、そこへつなぎます。

さて、コマンドを選択してフォルトコードを読み出してみると"0E"と表示されます。付属のマニュアルからテーブルを検索してみると、"Tank small leak"と記載されています。つまり、ガソリンキャップの締め忘れによるものと判断して間違いないでしょう。

コマンド"CE"を選択して実行すると、あらま、上の警告表示が消えて無くなりました。
今回かかった費用一覧

オイルフィルター
BMW純正オイル 7クォート
36mmソケット
廃油処理 6クォート
リセットツール

合計

ディーラーで行った場合の料金

オイル&フィルター交換
フォルトコード診断とリセット
(リセットのみは行わない)
合計

$8.60
$32.20
$5.20
$2.00
$140.00

$188.00



$85.00
$105.00

$190.00

※今後、またガソリンキャップの閉め忘れによる警告表示をリセットする場合を想定すると、リセットツール購入に要した$140は十分投資の意味がありますね。オイル交換後、そのインジケータをリセットできるのは勿論です。

※2005年6月現在 US$1.00は\107相当なので、100倍+αで換算してください。

※参考サイト BMWのエンジンオイル(BP)